「若い詩人の肖像」を読み終えて 2025/02/02 11:42 Share on Facebook Copy URL Report 「若い詩人の肖像」を読み終えて いつも"朗読とたわいもないお話"をお聞き下さいまして、ありがとうございます先日('25.1/25)、「若い詩人の肖像」伊藤整著を読み終える事が出来ました 皆様がお聞きくださっているお陰と心から感謝しております 昨年12月下旬、大雪の降った翌日大好きな街、小樽を訪ねる機会に恵まれました〜 あるピアニストの方のコンサートが札幌で行われ、その前日に新千歳空港からJR快速に乗って、札幌を通過して小樽まで行ったのでした〜 偶然にも「若い詩人の肖像」は小樽を舞台にした小説でした〜そして、その本の中で尊敬する大熊信行先生の若かりし頃のお姿が実名で描かれていて、私はとても感動して本を読み進めました〜 私はこの本を通して作家伊藤整氏にとても興味を持ちました〜と言うよりもし、現代に生きていらしたら、明日にでも、今すぐにでも、逢いに行きたいと乙女の恋心にも似た思いを抱くほど好きな作家の1人になりました〜(遠い昔の乙女ですが、自分で言う分にはなんて言ってもいいですよね〜ハ、ハ、ハ) とても正直にご自身の心の内を吐露される生き方に共感し、感動しています〜「泣くということは、本当の苦しみや本当の感動とは関係がなかった。それはある特定の場所に鍵をさし込まれると、涙の溜まっていた室の扉がかちりと開くのに似ていた。」と本の最後の部分に書かれた言葉にとても納得し、本当にそうかもしれないと思いました〜 そして、この後、詩集「雪明りの路」を手に取って、ますます伊藤整氏と言う人物にのめり込んでいる私がここにいます〜 たとえ独りよがりであったとしても、どなたかお一人でも私の朗読が何かの癒しになればいいなぁと願って、朗読をしていきますね〜 いつも本当にありがとうございます☆ '25.2.2.(レモンレツコ)